2020.07.03牛乳で熱中症対策

近年、日本の夏は地球温暖化の影響からとても暑い日が続き、35℃を超える猛暑も珍しくなくなってきました。
この暑さから熱中症による救急搬送者数も増加してしまっています。

熱中症の予防には、「汗をかいて、失った体液を回復できる体」、つまり「暑さに強い体」をつくることが大切です。
暑さに強い体をつくるためには、「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を1日15分～30分間実施し、
運動のすぐ後に良質なたんぱく質と糖質を多く含む牛乳を摂取するとこで、血液量が増えて熱中症のリスクを効果的に下げることができます。
「運動 ＋ 牛乳」の組み合わせは、熱中症にかかりやすい子どもや高齢の方にとても有効です。

※子どもは汗腺が未発達なので1回の運動を15～30分にとどめ、休憩をしっかりとりましょう。
また、高齢の方にとって「ややきつい運動」を継続するのは難しいかもしれないので、
早歩きとゆっくり歩きを3分間ずつ交互に行う「インターバル速歩」がお勧めです。

～インターバル速歩～
インターバル速歩は、速歩きと、ゆっくり歩きを交互に3分間ずつ行う運動で、「速歩き3分間・ゆっくり歩き3分間」のセットを5回繰り返すのが1日のトレーニングの目安です。
これを週4日取り組み、1日30分、1週間で120分のインターバル速歩をしましょう。
そして、インターバル速歩の後、1時間以内に忘れずに牛乳を摂りましょう。