2021.04.14「賞味期限」と「消費期限」の違いは?
ついうっかり冷蔵庫の奥の方にしまってしまっていて、気がついたら賞味期限切や消費期限が過ぎちゃってるけど食べても(飲んでも)大丈夫?
こんなことってありますよね。
まずは、「賞味期限」と「消費期限」をおさらいしてみましょう。
●「賞味期限」とは”美味しく食べることができる期限”です。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています。
(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)
牛乳(低温殺菌を除く)や、ヨーグルト、チーズなどは通常賞味期限で表示されていますね。
この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
●「消費期限」とは”過ぎたら食べない方が良い期限”です。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。 低温殺菌タイプの牛乳は未開封でも劣化が進みやすいため消費期限で表示されていますね。
乳製品の表示に多い賞味期限は、過ぎてしまったからすぐ食べられなくなるわけではないことがわかりましたね。でも、乳製品は栄養豊富なことから、悪い菌やカビなどの影響も受けやす食品なので、やっぱり安心してお召し上がりいただくには、決められた保存方法で保管頂き、開封後は賞味期限にかかわらず早めに消費頂くことをおすすめします。
※八ヶ岳乳業へお問い合わせを頂いた際は、基本的に製造メーカーとしましては賞味期限を過ぎたものは、
お控えいただくようご案内させて頂いております。予めご了承ください。