2020.07.30牛乳に豊富なカルシウムを効率よく摂るにはどうしたらいいの?
お子様の成長や骨粗しょう症予防に欠かせないカルシウム
牛乳に含まれる代表的な栄養素といえば「カルシウム」。育ち盛りの子どもに欠かせない栄養素として知られており、丈夫な骨を維持したり、筋肉の発達に作用したりといった、さまざまな効果が期待できます。
そのことから日本では長い間給食で毎日牛乳が提供されており、平成21年の公益財団法人学校給食研究改善協会資料によると、もっとも骨量が増える重要な時期である高校生時代にできるだけ骨量を多く獲得するためには、高校生時の牛乳・乳製品の摂取と運動が重要であることはもちろんのこと、小学生・中学生時の牛乳・乳製品の摂取と運動が高校生時の骨量を高めるためにより有効であることが確認されたそうです。
そんなカルシウムですが、実は体内への吸収率が低く意識的に摂取をしたとしても身体になかなか吸収されないため、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDを一緒にとることがポイントになります。
カルシウムとその吸収を助けるビタミンDは骨量がピークを迎える20歳までの間に積極的に摂ることが望ましく、継続的に摂取し続けることで、歳をとってから骨量が下がるペースが落ち、骨の健康を長く保つことができると言われています。
牛乳は、手軽にそのまま飲むことも、料理に使うこともできる多彩な食品。
ぜひ毎日1杯の牛乳を続けたいですね。
ビタミンDが豊富な食品は?
では、ビタミンDはどんな食品に豊富に含まれているのでしょうか。
鮭やイワシ、サンマなどの魚類やきくらげや干し椎茸などのきのこ類に豊富に含まれています。
シーフードの入ったクリームシチューやきのこのグラタンなどもいいですよね。