2026.07.28「おいしい」をつなぐ。物流部が支える毎日の牛乳と乳製品の供給。【物流部 課長インタビュー】

こんにちは!やつみです。

八ヶ岳の自然の中でつくられる牛乳やヨーグルトの“おいしさ”を、新鮮なままお客様の元へ届けるために欠かせないのが「物流」です。

毎日変わる天候や交通状況の中でも、安全に、正確に、製品を届け続けるのが物流担当。今回は「物流部物流課」の課長・飯山高(いいやま たかし)さんにお話を聞きました!

 


やつみ:物流部は、どんなお仕事をしてるんですか?

飯山さん:お客様からご注文いただいた八ヶ岳乳業の牛乳やヨーグルトを、新鮮なまま、間違いなくお客様のお手元に届けるための業務です。毎日、どの製品を、いくつ、どこへ出荷するか整理して伝票を発行し、在庫を確認し、配送を手配し、納品スケジュールを調整する・・・といった仕事をしています。
 
業務中の飯山さん。背中がかっこいい!


やつみ:
そのような調整は、毎日行われているのですか?

飯山さん:その日によって注文の内容や量が違うんです。鮮度が重要な製品ですし、スーパーなどの量販店さんはほぼ毎日営業されているので、365日出荷作業をしています。

また、在庫の数量を見ながら、不足がでないように製造部門へ製造依頼をかけるのも物流部門の仕事です。

 


やつみ: 
「物流」は、すごく大切な役割なんですね!

飯山さん:物流部の仕事は、製品をお客様に「つなぐ」役割だと思っています。製品が足りなければ供給が止まってしまうし、在庫が多すぎると「ロス」につながります。賞味期限が短い製品なので、日々の動きを見ながら、無駄のないようにバランスよく調整することに気を配っています。また、製造する上でいくら慎重につくっても、届け方が悪ければ、その製品の良さを十分に感じていただけないので、ていねいな取り扱いと配送を心がけています。

 


やつみ:
日々のお仕事を具体的におしえてもらえますか?

飯山さん:量販店さんや牛乳販売店さんからオンラインで注文を受けて、まずは発送手配のために伝票を出します。これが物流の「出発点」になります。伝票をつくったら30分から1時間程度で、冷蔵庫からトラックに積んで発車するようなスケジュールで、出荷の手配をします。

 

 

やつみ:工場にはいつも大きなトラックが出入りしてますよね!

飯山さん:冷蔵庫は工場内だけじゃなく、1㎞ほど離れたところにもあるんですよ。できた製品はその冷蔵庫に運び、注文を受けて都度、各地へ運ばれます。

 


やつみ:
どのように運ばれるんですか?

飯山さん:実際の配送は、10社ほどある協力会社さんにお願いしています。伝票に沿って、協力会社さんが冷蔵庫から製品をピックアップしてトラックに積み込み、各地へ届けてくれます。毎日、延べ60台ほどのトラックが稼働しています。私たちは、その「司令塔」のような役割ですね。日々のコミュニケーションを大切に、みなさんの力を借りて「高品質の製品を間違いなく届ける」よう努めています。


積み込みのため冷蔵庫に着けている、協力会社のトラック

 


やつみ:
「間違いなく届ける」というのは、とても大切なことですね。

飯山さん:物流の出発点となる「伝票」は、4枚複写式になっています。出荷内容を指示する伝票、倉庫(冷蔵庫)で検品する伝票、ドライバーさんに検品してもらう伝票、お客さんに届ける伝票。取り扱う品数が多く、数も細かくて、何回も検品しないと間違いが起きやすいので、そこは一番注意してやってもらっているところですね。「1本たりとも間違いなく届ける」っていうのが物流の使命なので。


物流の出発点!4枚複写になった「伝票」を出力します

やつみ:その言葉に、責任感が伝わってきます!

「牛乳や乳製品ならでは」の物流のポイントってありますか?

飯山さん:乳製品はとてもデリケートです。一番気を遣うのは温度ですね。品質に影響が出てしまうので、冷蔵庫ではもちろん配送時も常に「10℃以下」であることが絶対です。


10℃以下の冷蔵庫で、出荷時も間違いがないようにチェック!

 

やつみ:配送用のトラックも、温度管理が必要なんですか?

飯山さん:製品を積み込む前にトラックを「予冷」して、10℃以下であることを確認してから積み込みます。積み込んだ後、そして荷下ろし時にもちゃんと10℃以下かどうかチェックして記録し、定期的に報告してもらいます。温度計は電子製品ですが、それも正確さを保つための定期検査が欠かせません。

 

やつみ:徹底した管理が求められるのですね。

飯山さん:品質を左右しますからね。また乳製品は、衝撃や振動にも弱いんです。ヨーグルトは揺れたりすると組織が壊れますし、紙パックの牛乳は衝撃で漏れたりする可能性があります。取り扱い方はもちろん、配送中も事故のないように細心の注意を払う必要があります。


フォークリフトでトラックに積み込む作業もていねいに!


やつみ:
物流の仕事で、難しい点はどんなところですか?

飯山さん:自然災害や交通事故などで、高速が止まるなど道路のトラブルが起きた時、最善の判断をすることです。運送会社と連絡を取り、ルートの変更や到着時間の調整をし、積み込みの順番や作業の優先順位を変更するなど、全体の流れを立て直します。落ち着いて対応する冷静さと、素早く動くスピードの両方が求められます。

それでも、どうしても届けなきゃならないピンチの時には、私がトラックを運転して駆けつけることも、ごくたまにあります(笑)。

 


やつみ:わあ!まるでスーパーマンみたいですね!

どんな時に「やりがい」を感じますか?

飯山さん:そうですね。さまざまな調整が必要だった日、物流部の仲間や協力会社さんも含めて皆で協力して乗り切って、無事に納品が完了した時、「チームでやり切った」とホッとすると同時に、やりがいを感じますね

 


やつみ:飯山さんが、普段から大事にしていることはありますか?

飯山さん:「当たり前のことを確実にやり続ける」ことですね。伝票の確認、数量や納品先の確認、温度や商品の状態など、ひとつひとつをていねいにチェックすること。特別なことではありませんが、基本的なルールを守る、そして手を抜かないことが、八ヶ岳乳業全体の品質と信頼につながると思っています。

 

やつみ:ところで、飯山さんのお子さんと関係のあるトラックがあるとお聞きしました!

飯山さん:そうなんですよ。協力会社さんのトラックの後面に、小学生の絵画が印刷されているのですが、その中に息子が小学4年生の時に描いた絵があるんです!街中で走っているのを見かけるとうれしくなりますね。

お子さんが描いた絵のトラックと、うれしそうな飯山さん。

 


やつみ:牛がかわいく描けていて、メッセージも素敵!ドライバーさんもにっこりしちゃいますね。

飯山さん:製品がみなさんのお手元に届くのは、販売店様や量販店様を通じてだと思いますが、そこまでの工程で、特に目に見えない部分でも、たくさんの人の手に支えられています。物流担当として、これからも変わらず「新鮮で安心」な製品を「確実」にお届けできるよう、全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします!

やつみ:ここでも信頼を積み重ね、愛され続ける八ケ岳乳業の「秘密」がわかりました!

飯山さん、今日はありがとうございました!!

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