2020.08.27牛乳を摂取していると骨折しにくい?(骨粗しょう症と牛乳)

カルシウムの摂取不足は骨折の危険因子であるといわれ、若年者、高齢者を問わず、カルシウムの摂取量が
少ないほど骨折率が高いというデータが出ています。

1992年に発表された牛乳摂取と骨折の関係についての調査結果では、骨折患者の約半数が牛乳を飲む習慣がなく、
健康な人では半数が毎日飲んでいました。
また、アメリカのカリフォルニア大学の14年間にわたる追跡調査でも、50~79歳の男女957名のうち
カルシウム摂取量が多い群ほど骨折率が低いという結果が出ています。
また、ニュージーランドで実施された小児の骨折に関する調査では、牛乳嫌いの3~10歳の小児は、骨の発育が悪く、
身長も低く、18%が肥満でした。この調査に参加した小児の24%が、過去に骨折の経験がありました。
これは、同じ年齢集団の平均年間骨折率の3.5倍の高さに達しています。

健康な体を維持するためにも、牛乳はとても役に立っているんですね。

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